ここ韓国では旧暦を使う世界でも珍しい(中国、台湾もそうだが…)国である。
その為、正月なんかも二回ある。と言っても、1月1日は韓国では取って付けたようなもの。
一応、祝日ではあるが、それで別にどうって事は無い。
やっぱり、メインは旧正月。つまり、2月1日である。韓国では、この旧正月を「ソルラル」と呼ぶ。
日本と同じくお雑煮(味付けは全然違うが…)を食べる。
また、その他にもソルラルには色々な食べ物を食べるが、代表的なものを載せた。
まずは、カルビチムと呼ばれるもので、その名の通りカルビを使ったちょっと辛い料理だ。
また、チュソク(日本で言うところのお盆)の時にも良く食べるジョン(チジミ)、
はいろんな種類があるが、ここでは三色ジョンを載せてみた。
正月と言えば、やはり、子供の頃が懐かしいお年玉である。
韓国でも、やはりお年玉なるものがあり、セベットン(セベトン)がある。
しかし、一つだけ日本と違うところがある。子供たちがセベットンを受け取る前に、
セベ(両親に今年一年間も宜しくお願いします)という挨拶をする。
このセベをして、はじめて待ちに待ったセベットンをもらうことが出来る。
文化の差はあるにせよ、日本でこの様に両親に「今年一年も宜しくお願いします。」
と挨拶をしてから、お年玉をもらう家庭があるだろうか。
私自身も韓国に来て甥、姪達が自分の両親にセベをし、セベットンをもらう光景を見たが、
何かしらの感動を覚えたものだ。
日本には、この親子のあり方で何かを失っている…。と。
韓国では、このソルラルだけじゃなくても、普段の生活の中からでも、
日本が失っているものを見る事が出来る。
−それは、言葉である。韓国語にも親しい友達同士、あるいは子供に話しかける
普通の言葉(バンマル)と、尊敬語(チョンデンマル)がある。
韓国の子供は両親に対して、尊敬語(チョンデンマル)を使う。
日本で、もし子供が両親に尊敬語を使っていると、かなり裕福なお家柄の、
お嬢様、お坊ちゃまっていう感じがするくらいだ。
つまり、親子関係がしっかり縦の関係で結ばれていると言うことである。
結局、親と言う「権威に従う子供」という位置付けである。その代わり親は子供に愛を豊かに注ぐ。
そうである。ここまで読んでピンと来る方は少ないと思うが、
「なぜ、韓国にはクリスチャンが多いのか?」
と言う疑問に答えを投げかける一つの原因になることがあると思う。
先ほど記した「権威」である。親子の間でこの「権威」がしっかりしているため、
「神様と私」の関係もきちんとした健全な「権威」を持つことが出来るのではないかと思う。
この点から、日本を見ると「権威の喪失」が至る所で見られるのは否めないだろう。
あえて、例を挙げたりはしないが理解するのに時間は掛からないはずである。
日本も、この両親と子の関係を修正、否、立て直すことで、
クリスチャンの数が増える助けの一つになるのではないかと考えている…。
ヨロブンド セへ ボッ マーニ パデゥセヨ!!
(皆さんも今年一年祝福がたくさんありますように!!)
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